看護師をしながら、パラリンピックにも出場したスポーツ選手の女性がいるんです!
彼女は静岡県出身で、看護学生の時まで静岡に住んでいました。
看護師つながり!静岡出身のスポーツ選手って?
その方の名前は、野村真波選手。水泳選手で、日本初の義手の看護師でもあるんですよ。
パラリンピックで8位入賞!野村真波選手
野村さんは現在、神戸百年記念病院で看護師として働いています。
生まれ育った静岡で看護師を目指して学校に通っている時に、趣味の中型バイクで交通事故にあい、右腕を切断しなければならないほどの大怪我をしてしまいました。
一時は看護師の夢をあきらめかけていましたが、兵庫県立総合リハビリテーションセンターで、看護師として働くために必要な動作ができる「看護師専用の義手」を特別に作ってもらい、日本で初めての「義手の看護師」になったそうです。
そして、リハビリに励んでいる最中に車いすのバスケット選手が転んでも起き上がり、前に向かって進む姿に強く感銘を受け「自分もこうなりたい」と思ったそうです。そんな時に出合ったのが水泳でした。
そして、看護師として働きながら、パラリンピックに向けてのトレーニングをして、ロンドンパラリンピックに出場し、見事8位に入賞しました!
講演会記事→http://www.kitayama.gr.jp/kitayama/kobedaisuki/kensyuukai/20130928.html
ちなみに・・・元・サッカー日本代表:武田修宏選手の母親は看護師
元・サッカー選手で、現在はサッカー解説者として活躍している、武田修宏さんのお母様は看護師さんなんです。お父様もトラック運転手で、両親とも夜勤のある仕事だったため、夜遅くまで練習ができ、ほかの子どもたちよりも多く練習できたことが、少年期に活躍できた理由だというエピソードもあります。
また、武田さんはいつも笑顔がすてきですよね。ご本人も、「看護師をしている母の影響で、誰にでも分け隔てなく、いつも笑顔でいるように心がけている」とインタビューに答えていたこともありました。