スポーツドクター・ナースになるには？

スポーツの世界で経験を生かしたい医療関係者へ！スポーツドクターやスポーツナースになろう！

医療の知識や経験を生かしたい！スポーツドクター・ナースとは？

医師や看護師として働いているけれど、体を動かすことが好きでスポーツ関連の仕事に携わりたいと思っている方は「スポーツドクター」「スポーツナース」に興味があることでしょう。

では、どうやったら、「スポーツドクター」「スポーツナース」になれるでしょうか。
詳しくご紹介していきたいと思います。

スポーツドクターになるには？

スポーツドクターの認定資格は、主に3つありますのでご紹介しましょう。

日本体育協会認定スポーツドクター

日本体育協会認定スポーツドクターになるには、日本体育協会認定のスポーツドクター養成講習会を受講しなければなりません。
検定試験などはなく、日本体育協会による審査をクリアできればスポーツドクターに認定されます。

ただし、登録資格はあります。それは「医師免許を取って5年以上たっていること」です。また、資格の有効期限は4年間で、その間に1回は更新のための義務研修を受けなければなりません。

日本医師会認定健康スポーツ医

日本医師会認定健康スポーツ医になるには、日本医師会が主催する健康スポーツ医学講習会を受講する必要があります。受講後、審査をして、認められれば資格取得となります。
資格の有効期限は5年間で、更新には1時間1単位とする講座を5単位以上取得することと、健康スポーツ医として地域や学校などでスポーツ医学の立場から指導、診察などの実践活動をしている必要があります。

日本整形外科学会認定スポーツ医

ほかの2つの資格よりやや難易度が高い資格です。医師として6年間、特に整形外科を中心に研修を受けて試験を受験し合格した医師のみが日本整形外科学会認定スポーツ医と認められます。
また、一定以上学会や研修会に参加する必要があるなど5年ごとの資格更新も厳しい条件をクリアすることが求められています。

スポーツナースになるには？

正式名称は、「健康運動看護師」といいます。

スポーツナースになるためには、看護師資格を持っている人で日本健康運動看護学会の定める20時間以上の講座を受講し、健康スポーツナース認定試験にクリアしなければなりません。

また、資格の有効期限は3年間で、その間に20時間以上の研修プログラムを受けなければ資格の更新はできません。

資格を取るのは大変で、とにかく働き口を見つけなければという人は、ひとまず、スポーツ医学に関われる病院に勤務して働きながら資格取得を目指すというのもありですね。
求人情報ではそこまで突っ込んだ情報はわからないので、看護師のための求人サイトに登録して、コンサルタントに相談してみるのもいいでしょう。