災害時には、普段のような看護方法では通用しないこともありますよね。
でも、そんな状況を想定して心構えをもっていれば、臨機応変に対応ができるのではないでしょうか。
それが、災害支援ナースです。
災害支援ナース研修を受けて、いざという時に備えておきましょう
記憶に新しい東日本大震災。だれもが衝撃を受けたことと思います。特に看護に携わる人間として、考えることもあったのではないでしょうか。
なかには被災地に出向き、看護師として被災地支援活動に参加した方や、今も定期的に被災地に行って災害支援ナースボランティアをしているという方もいるかもしれませんね。
日本は地震列島ですし、東海地震はいつおきてもおかしくないといわれています。
いざという時に備えて、何かしたいと思っている方もいるでしょう。
そこで、今回は静岡県看護協会が実施している「災害支援ナース研修」をご紹介したいと思います。
災害支援ナース研修
静岡県看護協会では、常々災害看護に関する研修を行ったり、防災訓練に参加したりして、意識や知識の向上に努めています。
東部地区支部では、田方中消防署の協力を得て、毎年災害支援ナースの研修を実施しています。
今年は、災害に役立つ知識（トリアージュ、BLS、AED、三角巾の作成と活用など）を体験しながら学ぶ研修を行いました。
こういった訓練を年に1回でも行うことで、災害への心構えもできますし、いざという時にも、落ち着いて行動できるようになるのではないかと思います。
実際に東日本大震災の時には、各行政機関や日本看護協会、各都道府県の看護協会と連携を取り、被災地にも災害支援ナースを派遣しました。
こういった活動に興味をもたれた方は、静岡県看護協会に問い合わせてみてください。
また、あのような大規模な災害に見舞われないに越したことはありませんが、備えておけばいざという時に世の中の役に立てますよね！
