静岡県の看護師募集状況はどうなっているの?
待遇がいい病院や働きやすい病院など、いい求人は充実しているの?その実情に迫ります。
看護師の求人実情@静岡
静岡県では、看護師不足を解消する様々な対策をとっていますが解消しきれているわけではありません。
実状は以下のようになっています。
看護師不足解消のための取り組み
職場環境の改善や潜在看護師の積極的な雇用など、県をあげて取り組みを始めているため看護師不足は解消の傾向にあります。
現在は1600人近くの看護師が不足していますが、2015年にはその半分の800人の不足に抑えられるのではないかと予想しています。
看護師不足の背景とは?
2006年の診療報酬改定に伴い、従来は入院患者と看護師の比率が10:1という体制でしたが、7:1という新しい基準が導入されそれを満たす病院は診療報酬が上乗せされました。
そのため、都市部の病院が看護師を募集し始め地方から都市部へ看護師が流出してしまったのです。
こうして、ますます地方の看護師不足が深刻になりました。
こんな状況を受け県としても対策に乗り出したのです。
このように、まだまだ看護師は不足していますので求人も沢山あります。
また、県全体で潜在看護師の掘り起こしや職場環境の改善に取り組んでいますし、病院ごとに研修を充実させたり、保育所の整備など、看護師の受け入れ態勢を整えたりしています。
(保育所の運営には県から補助金が出ているんです!)
つまり、静岡県においては看護師の求人は充実していて、潜在看護師が復帰しやすい環境があるということです。
そして、看護師が定着しやすいような働きやすい環境が作られつつあるということですね。
転職は病院の方針をじっくりと検討してから
とはいっても、積極的に県の方針に従う病院もあれば、動きが鈍い病院があるのも事実です。
だからこそ、転職の際には十分に調べて、よりよい待遇の病院で働きたいものですね。
しかし、情報の収集といっても個人ではなかなか難しいというのが本当のところ。
もし、転職や復職を考えている看護師さんがいたら、まずは看護協会に登録してみるといいでしょう。他にも最近は民間の転職支援サービスもあります。(看護協会との違いはこちらを参考にしてください)